『哲也-雀聖と呼ばれた男』で一番好きなエピソード
2011年12月26日 TCG全般 コメント (2)
ナルコレプシー(突発性睡眠症)に犯され、長期戦の出来ない体になった阿佐田哲也。
(玄人廃業…廃業…?)
悩みながら馴染みのママの店で一人で飲んでいると
A「チョロかったなァあの雀荘」
「もはやこの俺に勝てる奴ァいないね」
B「何言ってんだ。ツイてただけだろ」
A「ツキも実力の内なんだよ」
B「そうかァ?」
若い2人組みの、大口にイラ立ち席を立つ哲也。
哲「…ごちそうさん」
ママ「……。」
「懐があったかい時は 金置いてくもんだよ」
哲「…えっ? あ、ああ、そうだな」
いつもなら「出銭はゲンが悪い」とそのまま送り出してくれるのに、この日は違った。その直後
A「ちょっと寝たら打ちに行こうぜ」
B「ごちそうさん いくらだい?」
ママ「…いらないよ」
「出銭はゲンが悪いだろ」
その瞬間哲也の脳裏に浮かんだのは房州の九蓮宝燈だった。
ドアの前で立ち尽くす哲也。
A「(ドンッ)ごめんよ!」
哲也を押しのけて雨の中走っていく若い二人組み。
その二人に重ねたのは白シャツ時代の自分と、カウンターの奥でママに金を渡す房州の姿。
「俺はもう… 頂点(ピーク)を過ぎたんだな… 房州さん…」
新宿から去っていく房州の最後の後姿と、同じく新宿から出て行こうと決意する哲也の後姿がフラッシュバックする…。
─第305話「行先知れず」
と、まぁこのエピソードがめちゃくちゃ格好いいんです。
全339話からなる『哲也』の中でも自分的ナンバーワンエピソード。
ここで終わってもいいくらい。
名作なんで読んだ事ない人は是非!
で、先週末のFinals結果。
0-2ドロップ。
新しくスリーブかけたモダンデッキは一度も使いませんでしたとさ。
「俺はもう… 頂点(ピーク)を過ぎたんだな… 房州さん…」
(玄人廃業…廃業…?)
悩みながら馴染みのママの店で一人で飲んでいると
A「チョロかったなァあの雀荘」
「もはやこの俺に勝てる奴ァいないね」
B「何言ってんだ。ツイてただけだろ」
A「ツキも実力の内なんだよ」
B「そうかァ?」
若い2人組みの、大口にイラ立ち席を立つ哲也。
哲「…ごちそうさん」
ママ「……。」
「懐があったかい時は 金置いてくもんだよ」
哲「…えっ? あ、ああ、そうだな」
いつもなら「出銭はゲンが悪い」とそのまま送り出してくれるのに、この日は違った。その直後
A「ちょっと寝たら打ちに行こうぜ」
B「ごちそうさん いくらだい?」
ママ「…いらないよ」
「出銭はゲンが悪いだろ」
その瞬間哲也の脳裏に浮かんだのは房州の九蓮宝燈だった。
ドアの前で立ち尽くす哲也。
A「(ドンッ)ごめんよ!」
哲也を押しのけて雨の中走っていく若い二人組み。
その二人に重ねたのは白シャツ時代の自分と、カウンターの奥でママに金を渡す房州の姿。
「俺はもう… 頂点(ピーク)を過ぎたんだな… 房州さん…」
新宿から去っていく房州の最後の後姿と、同じく新宿から出て行こうと決意する哲也の後姿がフラッシュバックする…。
─第305話「行先知れず」
と、まぁこのエピソードがめちゃくちゃ格好いいんです。
全339話からなる『哲也』の中でも自分的ナンバーワンエピソード。
ここで終わってもいいくらい。
名作なんで読んだ事ない人は是非!
で、先週末のFinals結果。
0-2ドロップ。
新しくスリーブかけたモダンデッキは一度も使いませんでしたとさ。
「俺はもう… 頂点(ピーク)を過ぎたんだな… 房州さん…」
コメント
哲也はアニメでしか見たことないのですが、こういったエピソードを知ると、原作を読みたくなります…
レガシーのトリコ石鍛冶の記事も参考になりました!
日記リンクさせて頂きます。
哲也の原作マジオススメですよ!
割とサクサク読めるんで是非。
こちらもリンクしました。よろしく~!