【ヴァンガード】ガルモエイゼル軸とエイゼル軸のゴールドパラディン

バミューダのEXブースターが出るまでメインで使ってくつもりのデッキ。
この前ガルモパーツを全力買いしたので、エイゼル軸とガルモエイゼル軸どちらにも組みかえれるようになりました。
トーナメントでは去年はガルモエイゼルが流行ったみたいだけど、プラチナ出て以降、エイゼル軸が主流な感じなのかな？
デッキリストと二つのデッキの相違点、所感とか書いておきます。

-ガルモエイゼル軸ゴールドパラディン

【G3】 8枚
4 《大いなる銀狼 ガルモール》　＠10k
2 《光輝の獅子 プラチナエイゼル》　＠10k
2 《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》　＠11k

【G2】　11枚
4 《神技の騎士 ボーマン》　＠10k
4 《災厄の魔導師 トリップ》　＠9k
2 《聖弓の奏者 ヴィヴィアン》　＠9k
1 《ブラスター・ブレード・スピリット》　＠10k

【G1】 15枚
4 《美技の騎士 ガレス》　＠8k
4 《ちゃーじがる》　＠6k
2 《真実の聴き手 ディンドラン》　＠6k
4 《光輪の盾 マルク》　＠6k

【G0】　17枚
4 《フレイム・オブ・ビクトリー》（☆）
4 《だんてがる》（☆）
4 《サイレント・バニッシャー》（☆）
4 《エリクサー・ソムリエ》（癒）
1 《紅の子獅子 キルフ》（FV）

-各カードの解説

《大いなる銀狼 ガルモール》　
メインヴァンガード。
ライド時、CB2でG2以下のユニットを場に出せます。
ディンドランを持ってくることにより2枚分のアドを稼ぐのが基本戦略。
後述する専用ブースター《ちゃーじがる》により、VのLB時で26k、Rで21kの打点を叩き出せる優良アタッカー。
上書きRしてもいいけど、ディンドラン・ブラスターブレード以外持ってくるとCBコスト分アド損している事に注意。

《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》
サブヴァンガードでありながらメインも張れるG3。
CB2でアドを稼ぐのはガルモと同じだけど、LBするまで使えない、ランダムスペコなのでラインが安定しない、ディンドランによる2枚アドが狙えない点で若干安定性が低い。
特にLBするまで使えないのがキツく、G3出したタイミングで攻めに転じるこのデッキは「LBしたはいいけどリアが埋まってたでござる」って事になりやすい。
あと使用タイミングがガルモより1,2T遅いのでその間に捲ったヒールトリガーが無駄になるのももったいない感じ。
逆に利点は、起動能力なので一度場に出せばコスト貯まり次第いつでも使える事。
おまけ効果のパンプも強力で、完ガ以外ではほぼガードされないので☆12のこのデッキだと１パン2点が高い頻度で起きる。
とはいえRにいるときはただの10kバニラなので2枚。

《光輝の獅子 プラチナエイゼル》
ファイナルターンに使用する〆要員。
全ラインを26k↑に出来るMtGで言うところのオーバーラン。
LB5、CB3とコストがキツくなかなか発動させてもらえないものの、一度使うと即死or大量にハンドアド取れる強力な能力を有する11kヴァンガード。
クロスライド成功してると13kVなので、仕留め損なっても返しの守りが厚い。
Rで使っても11kとそつの無いスペックだけど、こいつに素ライドする＝事故なので2枚採用。

《神技の騎士 ボーマン》
10kバニラ。
クリフ・ガレスからのブロンドスペライ要員。
G1に6kが固まってるので相手が11kVだったときに9kと10kの1k差が生きる。
4積み確定枠。

《災厄の魔導師 トリップ》
9k、Vヒットでカウンターコスト回復。所謂ベリコ互換。リナ=インバース互換でもある。
カウンターコスト回復はCBでアド稼ぐこのデッキにとってアドバンテージに直結する重要な能力。
とはいえVがもともと貫通力が高くガードされないので、その分のシールド値がリアに来るためなかなかヒットしない。
能力の成否が相手依存なのでこいつアテにしたCB運用出来ないのもイマイチ。
減らしたいけどG2で他に噛み合うユニットもいないので仕方なく4枚。

《聖弓の奏者 ヴィヴィアン》
9k、ヒット時にCB1でランダムスペコ。
能力は強いもののトリップと同じ理由でなかなかヒットしない。
リアガードが揃ってると無意味なんだけど、空けて殴るのもテンポ損というジレンマ。
活用法としてはG2ライドしたときに使うんだけど、G3にガルモ見えてるとCB使った時点でガルモのスペコ能力が使えなくなるのでエイゼル見えてるときのみ使用可能。
常に他のユニットに交換したい要因。

《ブラスター・ブレード・スピリット》
10k、スペコで場に出ると相手の前列R1体破壊。殴られると即死。
元はヴィヴィアンだったけどお試しで1挿し。
ハンドがガルモ祭りのときに上書きライド→G2スペコってのが何度か会ったのでそういうときにアド取れるユニットが1体欲しかった。
んでも脆いのと都合CB3必要なのがキツい。
プラチナ無い時に〆に使うならまぁアリかも？

《美技の騎士 ガレス》
8kバニラブースト。
クリフ・ボーマンからのブロンドスペライ要員。
他のG1が全員6kなので超重要なブースター。
なるべく9kの裏に置きたい。

《ちゃーじがる》
6k、ガルモ専用ブースター。
ガルモブースト時SB1で11kブーストになる、ガルモを採用する理由の一つになってるユニット。
このデッキはV以外で20k～21kラインを作ることが出来るのがガルモ－チャージラインのみなので、1枚は引きたいため4積み。
他のリストとか見てると2や1積みが多いけど、イマイチ納得できる理由が見えない。
ガルモ1枚目はほぼ確定でディンドラン持ってきたいので、素引き期待で4がいいと思うんだけど…。
相手10kVなら9kG2にくっつけても最低限の仕事はするし。
相手11kの時キツいのはこのデッキの課題なので後述。

《真実の聴き手 ディンドラン》
6k、スペコで場に出るとSB1で1ドロー。
純粋にアドが取れる上に6kと及第点のブースト値。
コストもSB1と、ちゃーじがるへの影響も最小限。
ちゃーじと並び、ガルモを採用する理由のひとつ。

《光輪の盾 マルク》
6k、完全ガード。
G3が手札であぶれ易いデッキなので4積み安定。

《紅の子獅子 キルフ》
5k、ブロンドへのスペライ可能なFV。
G3ライド事故防止兼スペライによる短期決戦を狙う。
スペライ失敗時に5kのキルフがRに居続ける事になるのが最大の欠点。
《春風のメッセンジャー》と常に枠を争ってるけど、安定思考の為キルフを採用し続けてる。

《フレイム・オブ・ビクトリー》
《だんてがる》
《サイレント・バニッシャー》
《エリクサー・ソムリエ》
トリガー配分は☆12、癒4。
CBでアド稼げる＆G3ライド事故抑止要素があるデッキなのでドロートリガーは不要と判断しました。
Vの攻撃が通りやすいので、トリガーゲット＝相手へにとって常に致命的な状況を作れる。
序盤からガンガン2ダメ入るので、ヒール引きまくるメガ君が相手だと3点とか4点回復されて悶絶しそうになるｗ

-エイゼル軸ゴールドパラディン

【G3】 8枚
4 《光輝の獅子 プラチナエイゼル》　＠10k
4 《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》　＠11k

【G2】　11枚
4 《神技の騎士 ボーマン》　＠10k
4 《激情の騎士 バグデマグス》　＠12k
3 《聖弓の奏者 ヴィヴィアン》　＠9k

【G1】 15枚
4 《美技の騎士 ガレス》　＠8k
4 《すれいがる・ダガー》　＠7k
2 《シルバーファング・ウィッチ》　＠5k
4 《光輪の盾 マルク》　＠6k

【G0】　17枚
4 《フレイム・オブ・ビクトリー》（☆）
4 《だんてがる》（☆）
2 《サイレント・バニッシャー》（☆）
2 《スピーダー・ハウンド》
4 《エリクサー・ソムリエ》（癒）
1 《紅の子獅子 キルフ》（FV）

-ガルモエイゼルで未採用枠だけ解説

《激情の騎士 バグデマグス》
9k、Vがエイゼルで12kバニラ。
エイゼル軸をエイゼル軸たらしめる一枚。バグデマグスがいるからこそエイゼル軸が成り立つ。
相手が10kVの時はガレスと20kラインを、11kVの時はダガーと21kラインを形成。
クリフを含むどのG1と組んでも相手に10k要求できるのが強い。（相手13kV除く）
減らす選択はありえないので4積み。

《すれいがる・ダガー》
7k、CB1で+2k。
エイゼル軸にするもう一つの理由。
バグデマグスと21kラインを構成するほか、素の状態で全てのG2と16k～17kラインを構成。
最後の押し込みにCB2で15k要求ラインを作れるのでかなり選択肢が広い。
Rに出したプラチナとも20kラインを構築できる。

《シルバーファング・ウィッチ》
5k、コール時にSB2で1ドロー。所謂カットラス互換。
純粋にアド取れるブースター。
エイゼル軸はソウルを使わないのでノーコストで1ドローと同義。
スペライ成功してれば2体目も活かせる。
5kとブースト値が低いものの、殴り値高いG2が多いのでエイゼルガルモほど気にはならないです。

《スピーダー・ハウンド》
トリガー配分を☆10、引2、癒4に変更。
引を入れた理由として、G3素ライドの当たりが4枚（ブロンド）に減った事により、少しでも引き当てる確率を上げるため。
あと、プラチナにライドしてしまったときにアド取れるカードがほぼ無くなってしまうため。



-2つの軸のデッキの相違点
ガルモエイゼル視点で書くと、
まず、G3の当たりが6、ハズレが2なので単純に成功ライド率が高い。
エイゼル軸でありがちなプラチナに素ライドし、クロスライド能力が使えず、ただの11kバニラとして長期間運用させられるのを防げます。
ガルモ→ディンドランの流れでCB2で2枚アドが取れ、その後の展開が安定します。
万が一プラチナに素ライドした時も、ガルモで上書きすることでアド損分を取り返すことが可能。
総じて安定性が高く、☆12なのでVのワンパンがエイゼル軸に比べ若干重いです。

欠点はラインを整えるのが難しいことと、相手が11kVだった時に攻め手が貧弱になりやすいこと。
前者は、専用ブーストや9kのG2を多様しているため、クリフやブロンドでスペコしてしまったG0がリアに居るだけでラインが凄く歪になる。
20k↑のラインを形成する手段がエイゼルに比べ少ないのも欠点。
後者は、主力が6kブーストと9kG2なのでどうしても15kラインが1本出来てしまう為。
攻めるデッキなのに（本来なら）10k要求のラインをRに使わざるを得ず、やってることは相手のG2R全員にエスペシャルインターセプト持たせてるようなもの。

要はG2がどれもデッキに沿ってないという事。
使いやすい11kユニットが1体来てくれれば劇的に改善されるんだけど…。
今考えてるのは、エイゼルフォローのヴィヴィアンを抜いて、CB1で11kになれる《すれいがる・ソード》か10kバニラの《沈黙の解放者 ギャラティン》を試してみる予定。
ソードはCBがキツそうだけど、トリップで中途半端に回復したのを使用したり、最後押し込む場面においてはCB2してガレスと組めば実質CB2でカード1枚分のアド（21kになるので2枚要求）なので悪く無さそう。


エイゼル軸視点で書くと、
ブロンドに素ライド出来た時の爆発力でガルモに勝る。
展開しながら自身がパンプするので、トリガーの出方次第では早々にクロスライド→処刑用ＢＧＭ用意出来る。
上で書いたとおりバグデマグスとダガーによる自由度が高く高数値なライン形成が魅力。
また、ヴィヴィアンもG2ライドから能力使っていけるので、ランダムながら序盤の展開力で優れる。

欠点はプラチナに素ライドした時に劣勢を強いられる事。
ヴィヴィアンはほぼ止められるので展開できず、アド損覚悟でブロンズで上書きしないといけなくなります。
スペコがランダムな為、Rに空きが1箇所、みたいな時はLB使いにくいのも欠点。

ヴィヴィアンの枠をトリップにするか、《マスター・オブ・ペイン》にするか検討中。


ライン考案としては
【ガルモエイゼル】
（相手10kV）
ガルモ　｜ガルモorエイゼル｜9kor10k
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ちゃーじ｜　　　クリフ　　　　｜6kor8k
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
10k～15k｜　　10k～15k　　｜　10k　　＜要求値


（相手11kV）
ガルモ　｜ガルモorエイゼル｜9kor10k
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ちゃーじ｜　　　　　6k　　　　｜ガレス（上書き）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
10k～15k｜　　10k～15k　　｜　10k　　＜要求値


【エイゼル】
（相手10kV）
バグデ｜エイゼル｜ボーマン
－－－－－－－－－－－－－
ガレス｜ダガー　｜クリフ
－－－－－－－－－－－－－
　15k ｜15k(*1)　 ｜　10k　　＜要求値

（相手11kV）
バグデ｜エイゼル｜何でもＯＫ
－－－－－－－－－－－－－－－－
ダガー｜ガレス　｜ガレスorダガー（上書き）
－－－－－－－－－－－－－－－－
　15k ｜15k(*1)　 ｜　　10k　　　　＜要求値

（*1：プラチナ時クロスライド想定で15k要求）


どうしてもガルモエイゼルは歪になる。
すれいがるソードの使用感に期待。